こんばんはFP奥久です。
思いっきり久しぶりのブログに物騒なタイトルですみませんが、
今朝の出来事。
ある事務所を訪問して、帰りにビルの廊下を歩いていたら、
何だか「ビリっ」と音がしました。
コートの裾が何かに引っかかった感じ。
一瞬、「破れたか?」と思いましたが、
訪問先の方がお見送りしてくださっていたので、
「大丈夫です。」と何事もなかったようにご挨拶を済ませ、
その方が見えなくなってから急いでコートの裾を確認。
何と、カギ裂きを発見!
ショック!
今シーズン買ったばかりのダウンのロングコートが・・・。
・・・それも建物内の廊下を普通に歩いていて、ですよ!
コートが破れるほどの危険な物が廊下に突き出していたのでしょうか?
と、タイトルに戻って、賠償責任の話です。
事業活動に関わる賠償リスクを補償する保険をご存知でしょうか?
例えば上記のような場合、
私が建物のオーナーさんにこのコートの損害賠償を請求したとします。
オーナーさんがこの保険に加入していれば、
保険会社がこの損害をカバーしてくれることになりますが、
加入していなければ、自分で損害賠償費用を捻出することになるでしょう。
もしこれが一着1000万円の毛皮のコートだったとしたら、
どうなるでしょうか?
そうなのです。
めったに起こらないかもしれないが、
いざ起こった時に大きな賠償責任がふって沸くような事態に備える保険が、
損害保険の中の賠償責任保険です。
賠償責任保険にも色々種類がありますので、
ここは専門家に相談して、ご自分の事業にあった保険に是非加入
したほうがよろしいかと思います。
・・・残念ながら私のコートはそれほど高額な物ではないので、
今回は泣き寝入りを決め込むことにしましょう。
カギ裂きの部分にアップリケでもして、来年も着るとするかなぁ・・・。