第159回 久ぶりにブログ再開 

みなさん、こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの奥久です。

随分久しぶりにブログを再開することになりました。なるべく頻繁に書こうと思いますので、どうぞ宜しくお願いします。

以前、なぜブログを中断したかというと、当時は、facebookやその他SNSが流行りはじめ、同時期に朝活・夜活といった交流会が盛んになり、私の事業の方も忙しくなり、ゆっくりブログを書く気分になれなかった、というのが大きな理由だったかと思います。

そして今、外出自粛のstay homeにより朝活や交流会がオンラインになり、仕事のスタイルが変わり、時間に余裕ができたというのがブログ再開の理由です。全ては新型コロナウイルスの影響です。

さて、このウィルスは、世界経済にも大きな影響を及ぼしました。

実は私は、2019年秋ごろからウォーレン・バフェット氏のオンライン投資セミナーの説明会や日本株式で著名な投資家のセミナーに参加し、情報収集していました。そこでは、マーケットの大暴落は定期的に起こること、人間が生活していく上で絶対に必要なものやサービスを売る会社は必ず復活すること(株価が戻るという意味)などを改めて思い出させてくれました。そして、これらのセミナーでは、過去の法則からするともうすぐ買いのチャンスが訪れる、とも。ですからこのコロナショックは、「ああ、来たか!」という思いでした。おそらく、私と同じようなことを考えた方は世界中に大勢いることでしょう。

以前のブログでも書きましたが、ここぞ、という時に参戦することが大事です。ピンチはチャンスというのが相場のセオリーです。

私は、投資対象としてはどちらかというと日本株が大好きです。キャピタルゲインだけでなくインカムゲインの配当にプラスして株式優待がついていることが得した気分になるからです。今回のstay homeでは、じっくりと日本の株式市場を眺めることができ、ある意味、有意義でした。マーケットは、思惑と妄想で動くともいわれるように日々、テーマが変わったと思われる値動きが見られました。例えば、今日は新薬や医療に関する銘柄がよく買われている、とか、ずっと落ち込んでいた外食関連銘柄が動きだした、といったふうです。

しかし、日本株式に関して言うなら、今の株価は実体経済を反映したものではなく、政府の多額のETFの買入と個人投資家の買い越しが株価上昇の大きな要因です。ですから、このまま一本調子に日経平均が上昇するわけないと私は思っています。ピンチはチャンスではありますが、そのピンチが終わったわけではないことを頭の隅に置きながら、「ここからは慎重に。」と思っています。

今日の日経平均の652円安が下げ相場の始まりとならなければよいのですが。

関連記事

  1. 第107回 金融機関のリスク情報開示義務

  2. 第136回 東京証券取引所が異例のコメント

  3. 第55回 株式市場 

  4. 第161回 こんなものが株主優待に

  5. 第19回 投資の見通し(続編)・・・日本株・・・第11回の裏…

  6. 第140回 為替介入

PAGE TOP