第13回 政府貨幣発行権

こんばんは、FP奥久です。

しぇ~今日はすごい難しい話。

FPでこんな難しい話する人いないでしょ???(笑)

今日は大阪学院大学名誉教授、丹羽春喜氏の

「政府貨幣発行権」の講演を参議院議員会館・講堂で拝聴しました。

簡単に言うと、今回の大震災の復興費を捻出する手段として、

消費税を上げて税収を確保するのではなく、

政府貨幣発行権を使うという話です。

これは、お金を印刷するという話ではなく、政府がこの発行権を日銀に売る。

ダウン

日銀が発行権を買って、その代金を電子信号で政府の口座に振り込んだことにする。

ダウン

つまり、日銀から政府にお金(現ナマ)を振り替える名目が政府通貨発行権。

という誠にバーチャルな話。

教授曰く、この方法は現行法に抵触しないと言われています。

これが本当に可能なら、超省エネ!!

電子信号の部分は違いますが、政府貨幣(紙幣)発行は明治維新において

とられた政策であり、効果は実証済みだそうです。

それにしても、こんなことが可能なのだろうか???

いや可能な話だと思います。 (ここからは私の見解が混じる)

政府が日銀から金利無しでお金を借りる、と言う話で、日銀は法律上反対出来ないらしい。

日銀にたっぷり資金があれば、一時的に借金しても何とかなる。

ただし、その使い道を限定(復興費)すべし。

これは視点を変えた量的緩和策だと思います。

でも、政府は早期にこの発行権を買い戻す措置を取るべし。

ダウン

日銀に資金プールがないと、更なる手立てが必要になるから。

発行権の金額にもよりますが、とりあえず私はこの案に賛成です!!!!!

私が見落としている部分もあるかもしれないので、

反対意見、聞かせてください~!!

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