こんばんは、FP奥久です。
しぇ~今日はすごい難しい話。
FPでこんな難しい話する人いないでしょ???(笑)
今日は大阪学院大学名誉教授、丹羽春喜氏の
「政府貨幣発行権」の講演を参議院議員会館・講堂で拝聴しました。
簡単に言うと、今回の大震災の復興費を捻出する手段として、
消費税を上げて税収を確保するのではなく、
政府貨幣発行権を使うという話です。
これは、お金を印刷するという話ではなく、政府がこの発行権を日銀に売る。
日銀が発行権を買って、その代金を電子信号で政府の口座に振り込んだことにする。
つまり、日銀から政府にお金(現ナマ)を振り替える名目が政府通貨発行権。
という誠にバーチャルな話。
教授曰く、この方法は現行法に抵触しないと言われています。
これが本当に可能なら、超省エネ
電子信号の部分は違いますが、政府貨幣(紙幣)発行は明治維新において
とられた政策であり、効果は実証済みだそうです。
それにしても、こんなことが可能なのだろうか???
いや可能な話だと思います。 (ここからは私の見解が混じる)
政府が日銀から金利無しでお金を借りる、と言う話で、日銀は法律上反対出来ないらしい。
日銀にたっぷり資金があれば、一時的に借金しても何とかなる。
ただし、その使い道を限定(復興費)すべし。
これは視点を変えた量的緩和策だと思います。
でも、政府は早期にこの発行権を買い戻す措置を取るべし。
日銀に資金プールがないと、更なる手立てが必要になるから。
発行権の金額にもよりますが、とりあえず私はこの案に賛成です!!!!!
私が見落としている部分もあるかもしれないので、
反対意見、聞かせてください~