第118回 アメリカの抗議デモ

こんばんは、FP奥久です。

今日は昼間、浦安復興祭に行ってきました。

その記事は、第119回で詳しく書きます。

とりあえずは、アメリカの気になるニュースから。

9月中旬からアメリカでは頻繁に抗議デモが行われているそうです。

デモは急速に全米に広がっており、100ヶ所以上の都市で発生。

その規模も徐々に拡大しており、複数の有力労働組合、

学生組織などの参加もあり、~2万人のデモになっていると言う話です。

ウォール街近くの公園では若者が野宿しながら集会を開き、

インターネットを使って情報発信。

所得格差拡大、失業率の高止まり、教育・福祉予算削減が主な不満の原因だとか。

人々の考え方は様々でしょうが、長らく自由を謳歌してきたアメリカ。

今さら文句を言っても、その付けが回って来たとしか私には思えないのですが・・・。

では、日本はどうでしょうか?

自民党政権を民主党が奪取し、それでも国政が安定しない状況ですが、

日本人はじっと耐えています。

先の震災で私の家族が福島の親戚に見舞い金を送った時、

その親戚は「自分達以上に困っている人がいるので」、とその見舞金に

自分達のお金を加え、さらに寄付をしたそうです。

さすがだな~と感服しました。

多くの日本人が昔から持っている考え方がまさにこれだ、と思いました。

世界一の経済大国アメリカがデモを起こしたからと言って、

世界経済が回復するわけではない。

アメリカ人の生活は確かに厳しい状況でしょうが、

アフリカの貧しい国の生活レベルに比べれば、はるかに恵まれている。

ブログの呼びかけで安易にデモに参加するのではなく、

スティーブ・ジョブズ氏がアップルを再興したように、

「知恵と頭脳でアメリカを再興しよう!」という発想を持ってほしい!

と私は思っていますニコニコ

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