こんばんは、FP奥久です。
ギリシャとユーロ圏先進国のドタバタが繰り広げられております。
ギリシャ首相が一旦は財政再建策を国民投票に掛けると宣言しておきながら、
引っ込めた話です。
新興国とは言えないその他の国、つまり後進国の国政のレベルがバレた、
ドタバタでしたね。
もうバレてる?・・・ごもっともでした。
仏サルコジ大統領、独メルケル首相の困った顔が物語っていました。
ギリシャが国民投票で欧州首脳が決めた包括策を受け入れない場合、
何が起こるか、ギリシャ首相の頭の中には描かれていなかったようです。
受け入れない場合、ギリシャは恐らく破綻の道をたどり、
その影響がユーロ圏のスペイン、イタリアなどの次なる破綻懸念国を揺さぶり、
リーマン・ショック以上の激震が世界をめぐるシナリオでした。
本当は関わりたくないユーロ圏の先進国(独は最後まで、支援を渋っていました。)は
仕方なくギリシャを助けざるを得ない状況なので助けてやろうとしているのに、
ギリシャ政府にはそれがわからなかったのでしょう。
仏・独トップがやれやれと言っているように感じました。
日本国内を見回すと、TPPの話で持ちきり。
私には正直なところわかりません。情報量が少な過ぎです。
しかし、検討しないで何がわかるか・・・を思えば、検討をするべきです。
日本人は真面目なので、検討すると断れなくなる、とか言う国会議員もいます。
私に言わせると、外交とは如何にうまくゴネるか、です。
北朝鮮しかり、米国しかり。
例が良くないかもしれませんが、非道を尽くしている北朝鮮が、
未だに国家である現実を何と見る。
また、米国の過去を振り返ると、すみませんではすまないですよね。
検討したが、参加できません・・・でどこが悪いのでしょうか?
良ければ、参加すればいい。
あーだこーだ言う前に、とりあえず話を聞いてみる、に私は賛成。
話を聞く以前に鎖国を決め付けるのは反対。
今日は、とても「FPの本音」にふさわしいブログでした