みなさん、こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの奥久惠美子です。
昨日の東京都の新型コロナウィルス感染者は、235人とテレビで言っていました。最近は、200人超の感染者と言われても、一大事という雰囲気はなく、with コロナが当たり前になってきました。ヨーロッパではコロナの第二波の来襲で移動制限なども行われているそうですが、日本は、昨日から東京もGo To トラベルキャンペーンが開始され、ビジネスでの来日や外国人留学生などの入国も再開したそうです。日本政府は、感染対策から経済対策に大きく舵を切っているように感じます。このままコロナの来襲もなく、経済が回復することを祈るばかりです。
さて昨日は、驚きの事態が起こりました。東京証券取引所が終日売買停止。原因は、設備・機械の故障らしいのですが、終日売買停止というのは私の知る限り初めての事態です。株式投資は、リスクを伴うものですが、それでも健全に取引できる環境が整っている事は大前提です。昔は、黒板に板情報を人が書いていた時代がありました。今ほど取引の資金量は多くなく、そのような環境でも取引が出来ていたのでしょう。でも今は、海外からの資金も沢山入ってきており、厳格な取引ルールの基で成り立っている市場なので、災害等でやむなく取引ができないというわけでもない、この東京市場の取引停止を世界の人達はどのように見るのでしょうか。昨日の朝8時56分までに受け付けた市場外取引注文については、約定が成立していると日本取引所グループのホームページに書いてあります。という事は、海外からや大口の注文は助かったようですので、迷惑を被った人の大半は個人投資家だったのかもしれません。
今日の東証は、今のところ異常なしのようです。