第57回 世界の中の日本

こんにちは、FP奥久です。

今日の日経新聞朝刊の中では、インドのムンバイからの記事が目に付きました。

NPO法人「ドア・ステップ・スクール」運営のバス学校の話です。

私はムンバイがボンベイと言われていた頃、一度行った記憶があります。

当時、大変驚いたのは、海岸沿いの歩道にズラーと人が寝ていたことでした。

それも日本のホームレスのような感じではなく、若者や家族が大勢で・・・・・。

このような光景は現在の日本では考えられないことです。

私はタクシーに乗って通ったのですが、寝ていた人達の中には高貴な顔立ちの、

とても路上生活者とは思えないような人も大勢いました。

外の風景とは対照的に、レストランの中の風景にも驚かされました。

特に女性はインド特有の豪華なドレスで、金の装飾品をたくさん身につけており、

私のようなみすぼらしい服装の女性は一人もいませんでしたガーンあせる

貧富の差の大きな国だとは聞いていましたが、「こういうことなのか!!

と実感させられました。

記事では、「直近の統計によると、ムンバイの人口は1247万人。

うちスラム(路上生活者含む)は960万人で過去10年で5割増えた。」

とあります。現在では私の見た景色以上に路上で寝ている人が増えている、

と言うことでしょうかショック!

ちなみに東京の人口は約1300万人。路上生活者は1677人(東京都HPより)

世界の人口は約68億人。

WTO(2011)発表の2009年時点の統計を参考。

1中国 約13億5千万人

2インド 約12億人

3アメリカ 約3億1千万人

4インドネシア 約2億3千万人

5ブラジル 約1億9千万人

10日本 約1億2700万人

187モナコ 約3万3千人

この統計によると世界人口の3割~4割が中国とインドにいると言うことに

なります。この二国は新興国の中でも経済成長率が目覚しく、

第56回の私のブログの裏づけにもなるでしょうか!?

日本の政治は確かに大きな問題を抱えていますが、

世界を見回すと、私達はとても恵まれた環境で生活出来ている、

ということは確かです。

アメリカ国債の格付けが下がり、世界経済に一時的な混乱が生じた

としても、私達は悲観的になる必要は全くなく、むしろ日本は今後も

「世界の中で、最も恵まれた国の一つ」であるということに変わりないと思いますチョキ

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