第30回 個人情報漏洩保険

こんばんは、FP奥久です。

この数日テンパっていました。

ブログを見ると、言い訳だらけで、お読みになった方、

どうもすみませんでした。

ペタしてくださった方、読者登録をして下さった方、

お返事が遅くなりすみませんでした。

私は28歳で起業しまして (これはFPキャリアよりぜんぜん長い!!

その仕事は、洋服のデザイン、製作、販売なのですが、

職人気質が強いのか、自分の作品にこだわって、採算との

バランスを考えるとビジネスにはなりません。

ですから、現在受けている仕事は着物のリフォームのみです。

ちなみに昨日の作品は前から見るとツーピース、

後ろから見るとワンピースで、

スカート部分はウエストのサイズが自由になり、

お客様が一生着られるようなデザインですニコニコ

実は私はアートな部分も持ち合わせているFPなのですラブラブ

さて、話変わって、本題の「個人情報漏洩保険」の話。

この保険は、損害保険の分野になります。

昨今、有名な企業さえも新聞紙上を騒がしている、

個人情報漏洩問題はとても重要な経営リスクです。

基本的には個人情報が流失した場合の損害額は実損。

例えば、私のクレジットカード情報が流失して、

100万円使われたドクロ とすると、その100万円が損害額。

つまりこれがこの保険でカバーされると言うことです。

「どうしてくれるのよ~」という精神的な被害は

あまり加味されないのが現実で、裁判で詰め寄るしかない。

では、私の生年月日、住所がばらされた場合ははてなマーク

ばらされても、それによって他に被害が出なかった場合、

この保険から出る金額は通常500円程度。

私の個人情報は「個人情報漏洩保険」では500円の価値ってわけです。

それでも、WEBを通じて1万件の個人情報流出事件!!

が発生した場合、企業は少なくとも1万件の方に

お詫びしなくてはならなく、例えば商品券などの金券で

500円 × 1万件 = 500万円

は最低の出費で、そのほかに、詫び状発送、新聞などのメディアを

通じたお詫び広告、今後の対策、弁護士費用、企業のダメージ回復措置など、

様々な出費を想定しなくてはなりません。

やはり、せめて保険を掛けておかないと突然の出費、ダメージが

経営に及ぼすマイナスは大きい。

保険だけでなく、個人情報を漏らさないようにする取り組みが

まずは大事なのですが・・・・。

プライバシーマーク取得も取り組みとしては適切だと思います。

それにプライバシーマーク等を取得しておけば保険料は

割引(約40%~60%程度)があるので、

個人情報をたくさん抱えている会社はこれは使ったほうが

良い対策だと思います。

皆さま、ご存知でしたか~!?

関連記事

  1. 第64回 保険の話・・・本は怖い

  2. 第33回 個人年金の話

  3. 第156回 賠償請求すべきか・・・?

  4. 第79回 病気で入院してもお金が出ない医療保険に入りますか?…

  5. 第86回 保険の設計

  6. 第50回 保険のからくり

PAGE TOP