こんばんは、FP奥久です。
この数日テンパっていました。
ブログを見ると、言い訳だらけで、お読みになった方、
どうもすみませんでした。
ペタしてくださった方、読者登録をして下さった方、
お返事が遅くなりすみませんでした。
私は28歳で起業しまして (これはFPキャリアよりぜんぜん長い)
その仕事は、洋服のデザイン、製作、販売なのですが、
職人気質が強いのか、自分の作品にこだわって、採算との
バランスを考えるとビジネスにはなりません。
ですから、現在受けている仕事は着物のリフォームのみです。
ちなみに昨日の作品は前から見るとツーピース、
後ろから見るとワンピースで、
スカート部分はウエストのサイズが自由になり、
お客様が一生着られるようなデザインです
実は私はアートな部分も持ち合わせているFPなのです
さて、話変わって、本題の「個人情報漏洩保険」の話。
この保険は、損害保険の分野になります。
昨今、有名な企業さえも新聞紙上を騒がしている、
個人情報漏洩問題はとても重要な経営リスクです。
基本的には個人情報が流失した場合の損害額は実損。
例えば、私のクレジットカード情報が流失して、
100万円使われた とすると、その100万円が損害額。
つまりこれがこの保険でカバーされると言うことです。
「どうしてくれるのよ~」という精神的な被害は
あまり加味されないのが現実で、裁判で詰め寄るしかない。
では、私の生年月日、住所がばらされた場合は
ばらされても、それによって他に被害が出なかった場合、
この保険から出る金額は通常500円程度。
私の個人情報は「個人情報漏洩保険」では500円の価値ってわけです。
それでも、WEBを通じて1万件の個人情報流出事件
が発生した場合、企業は少なくとも1万件の方に
お詫びしなくてはならなく、例えば商品券などの金券で
500円 × 1万件 = 500万円
は最低の出費で、そのほかに、詫び状発送、新聞などのメディアを
通じたお詫び広告、今後の対策、弁護士費用、企業のダメージ回復措置など、
様々な出費を想定しなくてはなりません。
やはり、せめて保険を掛けておかないと突然の出費、ダメージが
経営に及ぼすマイナスは大きい。
保険だけでなく、個人情報を漏らさないようにする取り組みが
まずは大事なのですが・・・・。
プライバシーマーク取得も取り組みとしては適切だと思います。
それにプライバシーマーク等を取得しておけば保険料は
割引(約40%~60%程度)があるので、
個人情報をたくさん抱えている会社はこれは使ったほうが
良い対策だと思います。
皆さま、ご存知でしたか~