こんばんは、FP奥久です。
昨日は思考停止状態で寝ましたが、
寝ると思考回路がリセットされるのですね~
お陰様で今朝は復活。
今日は例の94歳の大叔父を訪問。
私の倍の人生を経験した人の話は、とても為になりました。
こんな良い話が聞けるならば、もっと懇意にするべきだったと反省。
以下、今日の話の抜粋です。
彼は両親を早くに亡くし、兄弟に育ててもらい、
とても貧乏だったそうです。
学校の教科書も買えなくて、人に貰ってやっと勉強したそうです。
それでも、内緒で東大を受験をしたら合格。
当時、鉄道機関士をしていた兄が学費を工面してくれることになり、
九州の田舎出身でしたが何とか入学が叶い、その後技術系出身で、
上場会社の常務にまで出世したそうです。
しかし、もともと体が弱かったので、軍隊には行けず、
32歳のときに肺結核を患い、それ以来片肺が機能していないとも。
そんな、貧乏で体の弱かった大叔父が、お金持ちになり、94歳まで
生きている。人生とは何と不思議なのでしょう・・・!
彼曰く「最近の若者は将来が見えない、不安だ。」と嘆くが、
自分の若い時は将来なんて考えられなかった・・・。
この言葉、ガ~ンときました。
人間の一生、青写真が無くても良いんだ!
将来の事なんて考えないで突っ走ればいいんだ、と。
そしてお土産にいただいたものは、
ご自宅(世田谷区)の庭で取れた梅で大叔父が自ら作った12年ものの梅酒、
一升瓶2本。その梅の木は虫が入ったので切ってしまい、今はありません。
ですから、とてもとてもすごい貴重なものです。
この大叔父のエピソードはまだたくさんありますので、折を見て
ご披露しましょう。
ちなみに今日の世田谷は、御神輿が出ていてとても楽しそうでした
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