私は、理科系の大学を卒業後、アメリカに留学し、会社員の経験もそこそこに勢いだけで28歳の時に有限会社を立ち上げ、衣料品や雑貨品の輸入・卸売業を始めました。しっかりとした計画もなく起業したため、月日の経過とともに色々な経営上の問題・悩み・疑問が起こり、それは容易には解決されませんでした。

　今考えると、そのような色々な問題がなかなか解決できなかった理由は、自分自身で解決に至るだけの知識を持たず、また解決に導ける最適な相談者が回りにいなかったからだと思います。

　中小・小規模事業の経営者が経営の相談をする相手は、顧問税理士や会計士が断トツに多いとの統計データがあります。私も銀行の融資担当者、税理士・弁護士などの先生方に経営の相談をすることはありました。しかし、全てがハッピーエンドに解決されたわけではありません。よく考えると、中小企業を顧客とする銀行の融資担当者、税務や法務の専門家であっても、何でも知っているわけではありませんので、解決できないことがあっても当然のことでした。そこで私は、解決できなかったことの回答を探すため、自分の会社の業務を一旦休止させ、金融・経営の勉強をしたいと証券会社に就職しました。その後、銀行・保険会社等でも経験を積ませていただきました。

　一般的に、多くの経営者は、自分の事業分野には精通していても、経営のプロだとは言い難いのではないでしょうか。資金力のある一定規模以上の企業の経営者は、外部顧問やコンサルタントの手を借りて経営をサポートしてもらうことが可能でしょう。しかし、中小・小規模事業の経営者にとって、高額で固定的な報酬を支払い続けられるかといった金銭面のハードルを考えると、プロフェッショナルではない身近な人に相談することになるのではないでしょうか。

　このような私の経験から、何らかの問題を抱える経営者のみなさんに、弊社を社外の相談役としてご利用いただけないかと考えました。顧問契約をせずともスポットでご相談くださってかまいません。弊社で問題を解決できない場合は、きちんと適任のコンサルタントや士業につなぎます。

　経験豊かなファイナンシャル・プランナーは、金融だけでなく法律の知識も持ち合わせ、また人脈も広く、経営者の相談相手として頼れる存在であると考えます。

　とはいえ、ファイナンシャル・プランナーにも、得意分野があります。例えば、クレジットカードのポイントを有利に貯める方法を熟知していたり、家計の無駄を省き節約を考えるのが得意だったり、不動産や住宅ローンの相談が得意だったりといった具合です。

　弊社の得意分野はというと、いうなれば経営者の相談相手になることです。私は、金融業界での勤務経験と一般事業会社の経営経験（今もですが）を持ち、また多くの中小企業経営者との交流もありますので、会社の経営に関する相談、財務戦略、人事や物資の調達、子供の結婚相手の相談まで受けることがあります。

　弊社はお客様からのご相談に対し、自分や身内の事のように親身になって向き合い、解決に向かって合理的なご提案をします。まずは気軽に無料相談からお試しいただければ幸いです。

有限会社ジャムティガ 代表取締役　奥久 惠美子

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