こんばんは、FP奥久です。
今日は、日本株投資の話です。
今年4月23日の日経新聞の記事をヒントに喋ります。
大手生命保険会社8社(ニッセイ、住友、明治安田、大同、太陽、富国、三井、朝日)
の運用計画によると、一般勘定の多くの資産は国債で運用するが、
長期・超長期債に積極投資。外国債券の運用を膨らませる方向で。
来年3月期からのソルベンシーマージン比率の新基準適用⇒厳しくなる
に備え、日本株の持ち高圧縮に動く。
要約すると、日本の生保は日本株売り、債券買い。
特に外債の持ち高を増やす⇒円安要因。
米国の景気回復⇒米国金利の上昇⇒米ドル買い⇒円安⇒日本株高。
日本株上昇⇒生保が売ってくる⇒日本株高を押さえる。
って感じでしょうか
もちろん、状況の変化によって、投資判断を変えることは
あるでしょうが、日本の機関投資家の動きは参考に
なると思います。
まあそれでも、日本株の個別銘柄に投資する場合は、
配当目的なのか、短期の利ざや稼ぎなのか、
長期の見通しなのか、株主優待目的なのか、
などと狙いを定めて銘柄選定をしていただくことが
大事だと思います。
と言っても、株主優待、配当目的に投資すると
投資元本がかなり減っても持ち続ける?
それではあまり意味が無いような・・・。
で、結局は塩漬け。
大きな上昇トレンド、例えば高度経済成長期は
長期投資が短期投資を上回る結果は出ていましたが、
現在の日本はそういうわけには行かないでしょうから、
私は現状での長期投資はあまりおすすめする気には
なれません。
そんな事言うと、怒られるかなぁ・・・・
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