こんにちは、FP奥久です。
梅雨が明けたとのニュースはまだ聞こえてきませんが、
東京は毎日良いお天気ですね。
洗濯物が乾くので、とても助かっています
さて6月22日に「所得税法等の一部を改正する法律」が
国会で可決・成立したとのことですので、
その一部を取り上げてみます。
①上場株式、公募株式投資信託の課税率に変更はなく
10%⇒2013年まで延長 うれし~
本則は20%なのでこれは引き続き優遇税率です。
②FX、CFD等の店頭取引が平成24年の取引から、
益金およびスワップポイントが申告分離課税20%に
さらに、損失分の繰越も可能 やった~
③生命保険の2000年~2005年の二重課税を
2012年6月29日までに手続きすれば還付。
④住宅取得等資金の贈与(父母、祖父母などから)が
今年は1000万円まで非課税。
⑤NPO法人などへの寄付金が所得税の税額控除。
控除額=(寄付金の額-2000円) x 40%
これは個人的には「せこい」控除だと思います。
全額控除しても良さそうな話
⑥故意の無申告・・・故意に確定申告を期限内にせず、
脱税した場合5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金。
とりあえず私が特に気になった部分は、こんな感じでしょうか。
今後はどうなるかわかりませんが、少しでも税制がはっきりしたので
良かったと思います
今後の動きにも気をつけていましょう~