こんばんは、FP奥久です。
探している本があったので、今日は昼間、新浦安駅周辺の
ショッピングエリアに行ってきました。
目的の書店はショッピングビルの中にあったのですが、
何と100円均一のお店に変わっていました。
テナントの入れ替わりは、結構はげしいな~
それで、目的の本はあきらめ、BOOK-OFFへ行って見ることに。
あわよくば目的の本があれば・・・と思いながら立ち読み。
気になった本を取り上げパラパラ見ていましたが、この本はじっくり読みました。
千葉県のお寺のご住職が書いた本です。
内容は、このご住職、2000件以上のご葬儀の経験があり、
ほとんどの故人は自分が死んだことを認識していない(成仏していない)ので、
自分の葬儀に参加している、と言うお話でした。
ご住職には故人(幽霊)が来ていることが感じられるそうです。
多分、見えているのでしょうね
中には故人があまりにも元気なので、棺の中でまだ生きているのでは
と確かめることもあるそうです。
そして、死後も生前の性格・状態は引き継がれ、
例えば、職業柄威厳のあった方でも性格が気弱な方は幽霊も気弱だったり、
治療・痛み止めの薬の影響で意識が朦朧としたままお亡くなりになった方は、
幽霊も朦朧としているのだそうです。
人間、「死ぬんだろうな~。」と思いつつ息を引き取ったとしても、
「死にました」と言う実感は無い、と言うことのようです。
実感が無ければ、まだ生きているつもりなのでしょう。
また、お通夜のあとの告別式にも幽霊は参加し、
少しずつ自分が死んだことを理解するのだそうです。
もしこれが本当ならば、考えても見ませんでしたが、
葬儀はとても大切な儀式で、省略など出来ませんね
私は今まで何度となく葬儀には参加していますが、
お坊さんからこのような話を伺ったことはなく、この本はとても参考になりました。
子供の頃、葬儀の意味もわからなかった頃、
祖父の葬儀にアオスジアゲハが飛んで来て、
私が追いかけて行こうとするのを、「おじいちゃんかも知れないので、
取ってはダメよ。」と母に言われたことを思い出しました。
祖父は確かにお洒落な人で、モンシロチョウよりアオスジアゲハ
というイメージでしょうか(笑)
真偽はわかりませんが、祖父が来ていたのかもしれません