第97回 厚生労働省、公的年金支給額引き下げ検討?

こんばんは、FP奥久です。

今日も日中の日差しは強かったですね。

シミやシワの原因になる紫外線には要注意!と日傘が手放せません。

PCの入ったバックと、上着、日傘を持つと手がもう一本欲しくなりますニコニコ

さて、公的年金の話です。

「第95回公的年金の受給資格の改正?」で社会保障審議会が

最低保証年金額のアップを検討している、と書きましたが、

今度は厚生労働省で、公的年金の支給額を引き下げる検討に入る、

との記事を読みました。

全く逆の検討です。

本来、公的年金支給額は「物価スライド」方式で、前年の消費者物価が

上昇すれば年金もアップし、逆に下がればダウンするという仕組みを

採用しています。

しかし、2000年から3年間の景気悪化を受け、年金支給額を

下げずに据え置いていたため、2011年度は本来水準より2.5%多く

支給しているとか。

それを本来の数字に戻すために年0.8~0.9%減額していく検討を

始めたそうです。

実現すれば、3年間で2500億円の公費削減。

社会保障審議会は厚生労働大臣(小宮山氏)の諮問機関。

官僚VS大臣と言う構図なのでしょうか!?

どちらの意見も理解出来ます。

年金以外に収入源の限られた高齢者には、年金減額は死活問題。

逆に増税したくない政府にとって、復興費を捻出するためには

どこかを削るしかないということです。それが年金か?!

折衷案は果たしてどのようなものにまとまるのか、今後の動きが気になります。

関連記事

  1. 第131回 大往生!

  2. 第6回 ビジネスマナー

  3. 第174回 サイバー攻撃!

  4. 第157回 日々の出来事

  5. 第40回 弁護士、弁理士とFP

  6. 第162回 待ち望んだ日

PAGE TOP