こんばんは、FP奥久です。
今日も日中の日差しは強かったですね。
シミやシワの原因になる紫外線には要注意!と日傘が手放せません。
PCの入ったバックと、上着、日傘を持つと手がもう一本欲しくなります
さて、公的年金の話です。
「第95回公的年金の受給資格の改正?」で社会保障審議会が
最低保証年金額のアップを検討している、と書きましたが、
今度は厚生労働省で、公的年金の支給額を引き下げる検討に入る、
との記事を読みました。
全く逆の検討です。
本来、公的年金支給額は「物価スライド」方式で、前年の消費者物価が
上昇すれば年金もアップし、逆に下がればダウンするという仕組みを
採用しています。
しかし、2000年から3年間の景気悪化を受け、年金支給額を
下げずに据え置いていたため、2011年度は本来水準より2.5%多く
支給しているとか。
それを本来の数字に戻すために年0.8~0.9%減額していく検討を
始めたそうです。
実現すれば、3年間で2500億円の公費削減。
社会保障審議会は厚生労働大臣(小宮山氏)の諮問機関。
官僚VS大臣と言う構図なのでしょうか
どちらの意見も理解出来ます。
年金以外に収入源の限られた高齢者には、年金減額は死活問題。
逆に増税したくない政府にとって、復興費を捻出するためには
どこかを削るしかないということです。それが年金か?!
折衷案は果たしてどのようなものにまとまるのか、今後の動きが気になります。